地形をなぞる −断片をむすぶ− project 2016- pigment print variable 若狭湾は京都から北に100km弱ほどの距離に位置している。日本海を望むリアス式海岸の先には、韓国や北朝鮮、中国、ロシアへとつながっている。海岸線をなぞるように、沿岸部とその周辺を歩き、撮影を行う。陸と海、空と山、国境、沿岸部は様々なレベルで境界として意味付けることができる。私は、写真によってその場所の断片を集め、つなぎ合わせることで、複雑な境界としての場所性を表象しようと試みた。 Prev Gallery / Next Gallery