DISCOVERED SITE project 2015- pigment print H29.7×W42cm 日本では戦後の高度成長と大規模な国土開発によって、景観が大きく変化した。国土開発に伴って数多く発見、調査されてきた遺跡は、歴史的な意味合いで保存され公開される場所もある中で、現在ではほとんど痕跡が残っていない場所も多い。 私は遺跡という場所を現代の環境との関わりのなかで捉えなおし、現在発掘中の遺跡や、かつて発掘調査の行われた場所をめぐり撮影を行った。 その場所に内在する歴史性と、現在の景観との差異の間で、風景の変容、時間の変化に眼差しを向けた。 Prev Gallery / Next Gallery